今週、米ドル円は100円台を維持するか?

先週のドル円は米6月雇用統計を受けて101円台へ上昇
先週の米ドル/円は101円20銭代まで上昇いたしました。

先週、イギリスにおいてはBOEが量的緩和継続を示唆し、ユーロ圏においてはECB理事会がありドラギ総裁が低金利政策の長期化を表明、また、ポルトガルの各付け見通しが引き下げられました。

各先進国の金融政策に対しては明確な方向性が示された中で、先週末の米雇用統計においては、非農業部門雇用者数が市場予想の前月比16.5万人増を上回る19.5万人増だった事から、ドルがユーロ、ポンド、円に対して買われる動きとなりました。

今週のドル円は方向感が無い動きになりそう?
ドル円は長期的には以下のような波動形成で推移しているものと見受けられます。
 ①2011年9月75円55銭から2012年3月84円18銭 1波
  上昇幅は8円63銭
 ②2012年3月84円18銭から2012年9月77円12銭 2波
  下落幅は7円06銭で1波の62.8%を超えている
 ③2012年9月77円12銭から2013年5月103円74銭 3波
  上昇幅は26円62銭

また、現在は第4波でフラットかトライアングルという相場形状になる可能性が高く(交代の法則)4波の価格帯は3波の上昇幅の38.2%未満となることが多いことから、6月につけた安値の93円78銭が中期的なサポートになるものと考えられます。

上記から、中期的な相場の動きをイメージすると、下値93銭78銭から上値103円74銭を頂点としたトライアングルを形成した後(フラットとなる可能性もありますが)に、このトライアングルを上抜けて第5波を形成するのではないかと考えております。

さて、今週は、7月10日から11日にかけておこなわれる日銀金融政策決定会合、ユーロ圏財務省会合、FOMC 議事録などが注目され、テクニカル的には一目均衡表が三役好転になりつつありますが、未だ基準線は下向き(下降トレンドを示している)となっていることや、前述の相場の動きのイメージから、上昇したとしても目先の上値は限られるのではないかと考えております。

レジスタンスは、101.80前後、サポートは雲の上限100.80前後、その下が転換線の位置する99.80前後。