<私の相場観>=水戸証券・投資情報部情報課長 門馬 且康氏

 先週末5日のNYダウ平均株価は、同日発表された6月の米雇用統計で雇用情勢回復の継続が確認されたことを好感して147ドルの大幅上昇となった。このところ、米経済を見る上で、金融緩和縮小への危機感よりも、景気回復による状況の好転を重視する傾向が見えはじめている。

 今月後半から本格化する3月期決算会社の第1四半期(4~6月)決算に注目が集まる。自動車、電機など主力輸出企業の想定為替レートは90~95円となっており、足もとの1ドル=100円を超える水準は業績上方修正の追い風となりそうだ。

 物色対象は、株価上昇と連動性の高い証券株、円安で収益向上の追い風が加速する自動車、および自動車部品、東証、大証統合で評価の高まる大証主力銘柄に注目。

 個別銘柄では、自動車部品関連でピストンリング首位のリケン<6462.T>。さらに、コイル用自動巻線機最大手で、スマートフォンを軸とした情報機器向けが堅調な日特エンジニアリング<6145.OS>。大阪主力銘柄では、消費増税に伴う前倒しの住宅需要が見込める住友林業<1911.OS>にも注目。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)