ソフトバンクが後場下げる、S&Pの格下げが足を引っ張る

 ソフトバンク<9984.T>が反落。朝方は日本経済新聞を通じて、同社の孫社長が米携帯電話大手スプリント・ネクステルの設備投資額を今後2年間で約1.6兆円とする方針を明らかにしたと伝わり、攻めの経営を評価した買いが先行したが、その後は上値が重くマイナス圏に沈み、後場は下げ幅を拡大した。「財務的な懸念から米S&Pが同社の長期会社格付と優先債務格付を2段階引き下げたと伝わったことで、目先の売りを呼び込んだ」(市場関係者)もようだ。ただ、スプリントの設備投資には同社が本業で稼ぎだす資金を振り向ける方針で、ソフトバンクに追加の資金負担は発生しないとの見方。「このタイミングでの格下げはやや恣意的な感じ」(同)とも。

ソフトバンクの株価は15時現在5680円(▼200円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)