東京株式(大引け)=200円安、中国株安で売りに転じる

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 8日の東京株式市場は朝方に大幅高で始まったものの、その後伸び悩み、後場は先物主導で下値を模索する展開に変わった。結局、日経平均は大引けまで下落歩調を続けこの日の安値で着地した。大引けの日経平均株価は前週末比200円安の1万4109円と大幅反落。東証1部の売買高概算は32億6427万株、売買代金は2兆5155億円。値上がり銘柄数は325、値下がり銘柄数は1285、変わらずは100だった。朝方は8割近い銘柄が上昇していたが、終わってみれば全体の75%の銘柄が値を下げる展開となった。
 きょうの東京市場は、朝方はリスク選好の流れが強かった。6月の米雇用統計が市場予想を上回ったことを受け前週末のNYダウが大幅高となり、円安傾向を強める為替も味方に東京市場でも広範囲に買いが先行した。しかし、日経平均株価は6月27日以降の戻り相場で1470円強の上昇をみせており、その後は上値も重く、上海株や香港株が軟調展開を強めると、先物主導で売り圧力が強まった。後場は株安がアジア市場全体に広がり、東京市場も次第安の展開を余儀なくされた。
 個別では、大和ハウスが大幅安、ソフトバンク、菱地所も売られた。フルキャストHD、新日本科学が値を下げ、飯野海も急落。大成建、日本橋梁、ネクソンなども軟調だった。半面、東電が断トツの商いで高く、アイフル、KLabなども大きく買われた。仕手系材料株では群栄化が大幅高。カーバイドも高いが、全体地合い悪化の中で後場は利食われて急速に伸び悩んだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)