ねじれ国会解消相場で14500円台を抜ければ、14700円台も

7月21日の参議院選に向けて利益確定売り優先が基本
 先週の予測では、前週末の6月28日(金)に13677円となって買転換が出現し、もみあいを上に抜けたので14000円水準(14100円台)を目指すとしました。7月21日の参議院選に向けて政策期待から反発が続きそうだとしましたが、出来高・売買代金が縮小していることで海外の材料に振り回される可能性が強いともしました。
 週初めは、日銀短観の市場予想を上回る改善で△175の13852円、7月2日(火)は参議院選で自民党の圧勝からの政策期待と円安による業績の上ブレ期待から△246の14098円と、5月30日以来の14000円台回復となりました。7月3日(水)、4日(木)は急激な上昇からの利益確定売りで2日連側の小幅安となりました。しかし、週末の5日(金)は100円台の円安とアジア市場の堅調な動き、アメリカ市場でこの日発表の雇用統計の改善予想からアメリカ株式の先物が大幅高となっていたことで、先物主導で売り方の買い戻しを巻き込んで、△291の14309円の高値引けとなりました。
 基本的には7月21日の参議院選に向けて戻りを試すものの、6月27日(木)の△319の13213円から7月5日(金)の△291の14309円まで短期で1436円も上昇しており、テクニカル的には短期の過熱感が高まっています。目先の上値ポイントは5月29日の戻り高値14512円、61.8%戻しの14595円となります。この水準では、昨年11月13日の8619円からの上昇ライン(A)にアタマを押さえられるところです。
 週明けの8日(月)は、先週末のアメリカ株高、101円台の円安を好感して△181の14491円で始まるものの、アジア株式が下落したことで後場はマイナスに転じ▼200の14109円と大幅反落となりました。このまま大きく下げずに反発となって引線の終値で14329円を上回れば「ろく買」出現となって、さらに上値を試すことになります。