東京株式(寄り付き)=欧米株高を引き継ぎ急反発

 9日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は前日比186円高の1万4295円と大幅反発。前日の欧米株市場が総じて上昇、米国株市場ではNYダウが88ドル高と3日続伸していることを受けて、リスク許容度の高まっている外国人投資家の買いなどを背景に主力株をはじめ押し目買いが優勢となっている。前日に200円安と大きく下押していることで値ごろ感からの買いも入りやすい。ただ、為替市場では1ドル=100円台後半と前日に比べ円高水準でもみ合っているほか、東京市場に1時間半遅れて始まる上海株を中心にアジア株の動向には注意が必要で、前場から神経質な展開が続きそうだ。きょうは中国で6月のCPI(消費者物価指数)が発表されることもあって、これも場合によっては波乱要因となる可能性がある。今週末は株価指数オプション7月物のSQ算出を控えていることもあり、先物主導の仕掛け的な売買も意識されるところだ。業種別には33業種全面高様相で、値上がり上位業種は鉄鋼、保険、ゴム製品、証券、その他金融、電力ガスなど。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)