東京株式(前引け)=欧米株高、中国CPI上昇を受けて反発

 9日前引けの日経平均株価は前日比162円高の1万4272円と反発。前場の東証1部の売買高概算は14億8166万株、売買代金は1兆1731億円。値上がり銘柄数は1250、対して値下がり銘柄数は319、変わらずは126銘柄だった。
 ポルトガルの政局の落ち着きを背景に前日の欧米株市場が総じて上昇したことで、きょう前場の東京株式市場は、運用リスクがとりやすくなっている外国人投資家の動きなどを背景に主力株をはじめ買いが優勢となった。買い一巡後はいったん伸び悩んだが、その後に発表された中国のCPI(消費者物価指数)が市場コンセンサスを上回り、これを契機に10時半以降、先物主導で買い戻しが入り日経平均を押し上げた。
 個別では三井住友、三菱UFJなど大手銀行株が買われ、トヨタ、ソニーも物色された。三井不、住友不など不動産株も高い。材料株では図書印、神栄が急騰、エディオン、洋エンジなども上値を追った。東電も続伸。半面、オリンパスが急落、ソフトバンクも冴えない。群栄化、図研など急反落、日東電も安い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)