<話題の焦点>=電子辞書、小学生の英語学習進展、新マーケットに虎視眈々

 2011年から小学5、6年生の授業で外国語の授業が必修化となっている。国際化が謳われるなか、小学生のうちからコミュニケーション能力の素地を養うことを目標とするものだ。さらには、低学年からの外国語授業も検討されている。そんななか虎視眈々と、この小学生マーケットを狙っているのが「電子辞書」業界。

 辞書といえば「紙」と思っている小学生の親は、もはや少なくなってきている。07年をピークに苦戦を強いられており、少子化といえども、この巨大な新市場を黙って見過ごすわけにはいかない状況だ。

 この小学生用でリードするのがカシオ計算機<6952.T>。同社の「エクスワードXD-D2800」では小学生向けの英語コンテンツが満載。「聞く」「話す」能力が重視される小学英語教育に対応した「キッズクラウン英和辞典」と「キッズクラウン和英辞典」を搭載、さらにはオールカラーのイラストが豊富で楽しく英語が学べる。

 また、シャープ<6753.T>も今年1月には「英語入門ブレーンPW-GX300」を発売しカシオを追う。これはタブレット型のモバイル学習ツールで、英語を初めて習う小学生から学び直したい大人まで、英語学習の入門機として最適。

 今後、この新巨大マーケットを目指し他社も乗り出すのは必至。大手電機メーカーをはじめ、シチズンホールディングス<7762.T>、セイコーホールディングス<8050.T>などの動きからも目が離せない。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)