東京株式(大引け)=363円高、欧米株高受けて急反発

12d634880

 9日の東京株式市場は前日の海外株高を好感して終始買い優勢で、後場は株価指数先物への買いを交えて上げ足が加速、日経平均は高値引けとなった。
 大引けの日経平均株価は前日比363円高の1万4472円と大幅反発。東証1部の売買高概算は28億3476万株、売買代金は2兆3606億円。値上がり銘柄数は1446、値下がり銘柄数は196、変わらずは71銘柄だった。全体の85%近い銘柄が上昇する全面高様相となった。ただ、売買代金は今一つで2兆円台はキープしているものの前日水準を下回っている。
 きょうの東京市場は前日のポルトガルの政局落ち着きを好感した欧米株の上昇を引き継ぎ、主力株への外国人の買いや、今週末のSQに対する思惑を背に先物への仕掛け的な買いも寄与した。注目された6月の中国CPI(消費者物価指数)も市場コンセンサスを上回り買い安心感につながった。為替市場では前場は1ドル=101円台を割り込んで推移する場面も多く、やや円高警戒ムードもあったが、後場は101円台前半に円安が進行し、全体相場を支える背景となった。
 個別では、東電が連日断トツの商いで大幅続伸となったほか、トヨタも売買高を伴い大きく買われた。ファーストリテも急騰した。ファナック、コマツも高い。材料株では神栄が一時ストップ高に買われ、東証1部の値上がりトップに。図書印、洋エンジ、LINK&Mも値を飛ばしている。半面、オリンパスが急落、群栄化、カーバイドも売られた。井筒屋、日東電なども大幅安。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)