午後:債券サマリー 先物は反発、手掛かり材料難で薄商いに

 9日の債券市場では、先物中心限月9月限は反発。株式市場は大幅高となったが、様子見姿勢が強く薄商い状態だった。
 後場の先物は142円39銭でスタートし、一時142円47銭まで上昇した。後場の値動きは10銭程度と狭いレンジでの取引だった。この日は、財務省による総額約3000億円の流動性供給入札が実施された。応札倍率は2.6倍と底堅かった。午前10時半に発表された中国・6月消費者物価指数は前年比2.7%の上昇だったが、市場の反応は限定的だった。市場関係者はニューヨーク市場での長期債利回りの動向などに注目している。
 この日の先物9月限は142円32銭で始まり、高値は142円47銭、安値は142円29銭、終値は前日比16銭高の142円38銭。出来高は1兆8440億円と低調だった。10年債の利回りは前日比0.010%低下の 0.870%、 20年債は同0.015%低下の1.740%、30年債は同0.010%低下の1.870%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)