東京株式(寄り付き)=米国株高もスピード警戒から利食い先行

 10日の東京株式市場は売り買い交錯も若干売り先行、寄り付きの日経平均株価は前日比8円安の1万4464円と小反落で始まった。前日の米国株市場ではNYダウが75ドル高と続伸、約3週間ぶりの高値水準に達していることで、引き続きリスク選好ムードが強いものの、日経平均株価は前日に360円以上の上昇をみせており、利益確定売り圧力も顕在化している。直近の東証1部の騰落レシオが5月29日以来の110%台に乗せてきたほか、25日移動平均線との上方カイ離も8%を超えてきていることで、目先高値警戒感が意識されている。また、今週末にオプションとミニ日経平均先物7月物のSQ算出を控えているほか、きょうから始まる日銀の金融政策決定会合の結果も見極めたいとの思惑も買いを手控えさせる要因だ。このほか、米国ではバーナンキFRB議長の講演なども注目されている。業種別には電力ガス、繊維、空運、食料品、紙パルプなどが堅調。半面、その他金融、不動産、証券などが軟調気味に推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)