東京株式(前引け)=買い優勢も中国経済統計で伸び悩む

 10日前引けの日経平均株価は前日比17円高の1万4489円と小幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は13億1277万株、売買代金は1兆400億円。値上がり銘柄数は920、対して値下がり銘柄数は611、変わらずは176銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが約3週間ぶりの高値水準に買われていたものの、目先買い疲れ感もあって小安く始まった。その後はプラス圏に切り返したが上値も重く、中国の6月貿易統計が市場コンセンサスを下回ったことなどを受けて再度マイナス圏に沈む場面もあった。前引けは結局小幅高で着地している。今週末にオプションとミニ日経平均先物7月物のSQ算出を控えているほか、きょうから11日にかけて行われる日銀の金融政策決定会合の結果も見極めたいとのニーズから主力株は総じて買いが手控えられた。一方で外部環境の影響を受けにくい個別材料株への物色意欲が旺盛だった。
 個別ではソフトバンクが堅調、オリンパスも反発。三菱商もしっかり。丸栄、群栄化学、MUTOH-Hなど仕手系色の強い材料株が急騰している。OSG、加藤製なども買われた。半面、菱地所が冴えず、富士重も軟調。KLabが大幅安、SUMCOも売られた。富士通ゼネ、ドワンゴも安い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)