<私の相場観>=証券ジャパン・調査情報部長 大谷 正之氏

 先週から先物主導で日経平均株価の上昇が加速している。7月中にも、1万4750~1万5000円に乗せる可能性が強まってきた。この間は、13週移動平均線が下支えとなりそうだ。

 参院選は、自民・公明の与党勝利によるねじれ国会の解消が既に織り込まれており、アベノミクス〝3本の矢第2弾〟とも呼ぶべき政策が打ち出されることで、株価が上昇する可能性もある。

 当面の注目は、15日に発表される中国の4~6月期GDPなどの重要経済指標。今後の中国景気、金融情勢を占う上で関心が高い。

 物色の方向は、最大のプラス材料である円安関連としての自動車や自動車部品、さらに設備投資関連の機械、景気拡大の恩恵を受ける小売にチャンスがありそうだ。

 個別銘柄では電子部品関連で、東証への統合で注目を集める大証主力銘柄の村田製作所<6981.OS>、ローム<6963.OS>。同じく大証銘柄の魚群探知機など船舶用電子機器大手の古野電気<6814.OS>。業績好調な日野自動車<7205.T>、高収益な制御機器が好調なオムロン<6645.OS>に注目。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)