外為サマリー:1ドル100円50銭前後の円高、中国の輸出減に警戒感も

 10日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=100円59~60銭近辺と前日午後5時時点に比べ56銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=128円61~65銭と同1円62銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円相場は午後2時過ぎ以降、株安が進むとともに100円50銭台へ円高が進んだ。中国税関総署が発表した6月の貿易統計は、輸出が前年同月比3.1%減と17カ月ぶりにマイナスに転じたことが警戒されリスクオフ志向から円買い戻しが進んでいる。
 米国市場では、この日6月18~19日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表されるほか、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定されており積極的なポジションは取りづらい状況にある。米量的緩和の縮小観測が強まるなか、ドル全面高状態に変化が出るかが注目されている。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.2789~90ドルと同 0.0086ドルのユーロ安・ドル高。イタリアの格下げなどでユーロ安が進んでいる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)