東京株式(大引け)=56円安、主力株中心に買い手控え

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 10日の東京株式市場は朝方から方向感の乏しい展開だったが、為替の円高進行などを背景に後場に下値を試す展開となった。大引けにかけて下げ渋っている。
 大引けの日経平均株価は前日比56円安の1万4416円と反落。東証1部の売買高概算は27億8293万株、売買代金は2兆2886億円。主力が買い手控えられる中も売買代金は4日連続で2兆円台をキープ。値上がり銘柄数は693、値下がり銘柄数は880、変わらずは142銘柄だった。
 きょうの東京市場は前日の米国株市場でNYダウが約3週間ぶりの高値水準に買われたものの、それ以外の手掛かり材料に乏しく、ここ最近の上昇で日経平均は目先スピード警戒感もあったことからポジション調整の売りに押される展開となった。きょうから11日にかけて行われる日銀の金融政策決定会合の結果や、米国ではバーナンキFRB議長の講演なども注目されており、これを見極めたいとの思惑から主力株は総じて敬遠された。中国の6月貿易統計が市場コンセンサスを下回ったことや、後場に入って為替が円高に振れたことなども売りを誘った。
 個別では、ソフトバンクがしっかり。サントリーBFも買いが優勢だった。このほか仕手系材料株が躍動しており、アルテック、群栄化などがストップ高、神栄、北川鉄も値を飛ばしたほか、東京計器も大きく買いが先行した。半面、ファーストリテが安く、ケネディクスも軟調。トヨタが冴えず、アイフルも下げた。ドワンゴ、KLabなども大幅安となった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)