あす(11日)の株式相場見通し=高値警戒感から続落、金融政策決定会合を注視

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 あす(11日)の東京株式市場は、高値警戒感が強まっていることに加え、外国為替市場での円・ドル相場に対する透明感から日経平均株価は続落となりそうだ。現地10日には、FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録発表や、バーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を控えている。また、10日から11日にかけて行われている日銀の金融政策決定会合の内容が明らかになることにも市場の関心は高い。
 10日の東京株式市場は、朝方から方向感に乏しい展開だったが、外国為替市場での円高進行などを背景に後場には下値を試す展開となった。日経平均株価終値は前日比56円安の1万4416円と小幅反落。市場関係者は「6月末からの短期間に、比較的薄商いで日経平均株価が1万4500円水準まで戻したことに警戒感が出ていることは確か。今後は、もう一段の円安・ドル高とか、4~6月期決算の好調などの追加的なプラス材料が株価上昇の推進役として必要とされる」としている。
 日程面では、黒田日銀総裁会見(4月の展望リポートの中間評価)、5月のマネタリーサーベイ、5月の機械受注、6月のオフィスビル市況に注目。海外では、米6月の財政収支、米6月の穀物需給が焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)