ドル売りは一巡したかどうか

ドル売りは一巡したかどうか
ドル/円は昨日の米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長の講演を受けて今朝早朝に急激に値を下げた。しかし、20日移動平均線(執筆時点:98.45円)が一定のサポートラインとして働いた模様で、下げ一服後は99.00円付近まで値を戻した。本日のポイントは「早朝の下げでドル売りは一巡したのかどうか」だろう。

東京市場では日銀の金融政策決定会合、米国市場では新規失業保険申請件数やタルーロFRB理事の議会証言など、手掛かり材料は多い。日銀が追加緩和の近い将来の実行を示唆したり、タルーロFRB理事が昨日のバーナンキFRB議長の証言に対する火消しのような姿勢をみせれば、ドル/円の下げ幅圧縮に寄与しよう。ただ、株価が軟調だったり、タルーロFRB理事の証言がバーナンキFRB議長の証言に沿ったものとなれば、再度20日線割れを試す可能性がある点も留意しておきたい。