東宝が朝安後切り返す、3~5月期営業利益15.5%減も売り圧力乏しい

 東宝<9602.T>が売り買い交錯もやや買い優勢で、3日続伸。同社は10日、13年3~5月期の連結業績を発表、売上高は前年同期比10.3%減の470億9000万円、営業利益は15.5%減の75億9400万円、最終利益は9.1%減の44億5600万円だった。主力とする映画事業では、定番のアニメーション作品をはじめ配給する各作品は順調だったが、前年同期の「テルマエ・ロマエ」などメガヒット作品に恵まれなかったことが響いたようだ。
 ただ、市場では20日に公開を控える宮崎駿監督による「風立ちぬ」への期待感が高いほか、14年2月期通期見通しについては、売上高1860億円(前期比8.0%減)、営業利益220億円(同22.9%減)、最終利益130億円(同22.2%減)の従来予想を据え置いていることもあり、売り物は薄く朝安後は買い戻される流れとなった。

東宝の株価は10時28分現在2186円(△14円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)