外為サマリー:1ドル99円50銭台へ上昇幅縮小、米金融緩和の縮小に強弱感も

 11日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=99円53~54銭近辺と前日午後5時時点に比べ92銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=130円29~33銭と同1円61銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は99円50銭前後の円高水準で推移。早朝の午前7時40分過ぎには98円23銭まで急激な円高が進行していたが、その後、円売りが膨らみ99円台半ばまで値を戻している。10日に公表された6月18~19日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では「資産購入の終了後もかなりの期間、低い政策金利を維持することが適切」と言及されていた。また、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演後の質疑応答で、緩和的な金融政策の必要性について発言したことを受け、市場には「金融緩和の縮小は9月のFOMCより遅れるのではないか」との見方が広がり、ドル売り・円買いが強まった。ただ、今後の米雇用統計など景気指標次第では、9月からの縮小開始の可能性もあり、ドル売り・円買いの一巡後は再度、99円50銭台に戻している。
 ドル全面安となるなか、ユーロも上昇。対ドルで1ユーロ=1.3090~91ドルと同 0.0280ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)