TOTOが堅調、住宅需要の増勢で収益好環境を享受

 TOTO<5332.T>が堅調。25日移動平均線を下支えに上値慕いの動きを鮮明にしている。消費増税前の駆け込み需要を背景に、昨年10月以降、住宅着工件数は増加傾向にあり、それに合わせてリフォーム需要も市場規模が拡大している。
 政府は今年9月30日までに建築契約をすれば、完成が来年4月以降となっても現行の消費税率5%を適用する措置を講じており、これが住宅需要を喚起している状況だ。また、10月以降も住宅ローン減税の拡充(減税額が200万円から最大400万円に拡大)が想定され、消費者にとっては継続的な追い風環境が見込まれる。その中、住設機器を手掛ける同社にもビジネスチャンスが膨らんでおり、これが株価を後押ししている。
 同社の業績はここ数年来、高水準の利益成長が続いているが、今3月期も最終利益段階で前期比4割増の242億円が見込まれ、これは1990年に記録した過去最高利益を大幅に更新することになる。年間配当も前期に続き増配(14円→16円)が予想されており、株主還元姿勢も評価される。

TOTOの株価は11時8分現在1048円(△25円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)