東京株式(大引け)=55円高、円高進行も底堅さみせる

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 11日の東京株式市場は円高を嫌気して安く始まった後、押し目買いに下げ渋り、日銀の金融政策決定会合の結果発表後に再び軟化したものの、後場後半には先物主導で上昇する展開となった。大引けの日経平均株価は前日比55円高の1万4472円と反発。東証1部の売買高概算は27億8023万株、売買代金は2兆2305億円。値上がり銘柄数は754、値下がり銘柄数は825、変わらずは136銘柄だった。
 きょうの東京市場は、売り買い交錯のなかプラス圏とマイナス圏を往来する展開。日本時間早朝に発表されたFOMCの議事要旨の内容から、FRBによる量的緩和の早期縮小に対する見方が後退、為替市場では1ドル=98円台半ばへの急速な円高を誘った。これを受けて輸出主力株など中心に売りが優勢となったが、その後はアジア株の上昇を横目に、押し目買いや先物主導の裁定買いが入り全体相場を支えた。また、注目された日銀の金融政策決定会合については、金融政策は現状維持で円買いを誘発し、全体株価も軟化したが、景気の基調判断を引き上げたこともあって、売り圧力は限定的だった。
 個別では、サントリーBFが高く、アイフルも買われた。ファーストリテが高く、住友不、菱地所など不動産株も上昇。材料株人気も継続し、クボテック、図研がストップ高、PS三菱、日本橋梁も値を飛ばしている。ラサ工、共栄タなども物色された。一方、ソフトバンクが軟調、キヤノンも冴えない。神栄、チヨダが大幅安、ソースネクスト、安川電なども大きく下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)