午後:債券サマリー 先物は3日続伸、米金融緩和縮小観測の後退を好感

 11日の債券市場では、先物中心限月9月限は大幅に3日続伸。この日は、米国での長期金利が低下したことを受け、買いが膨らんだ。
 後場の先物は142円87銭でスタートし、一時143円14銭まで上昇した。10日にバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は緩和的な金融政策の必要性について発言した。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録も金融緩和の継続を示唆する内容でこれを受け、米国の量的緩和観測が後退。米長期金利は低下し日本市場でも債券が買われた。また、日銀金融政策決定会合では現状の金融政策の据え置きを決定。その後、為替市場で円高が進んだことからリスクオフ姿勢からの債券買いが強まった。
 この日の先物9月限は142円92銭で始まり、高値は143円14銭、安値は142円81銭、終値は前日比49銭高の143円12銭。出来高は2兆7484億円。10年債の利回りは前日比0.030%低下の 0.820%、 20年債は同0.020%低下の1.715%、30年債は同0.020%低下の1.845%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)