あす(12日)の為替相場見通し=米長期金利動向に関心

 あすの東京外国為替市場の円相場は、99円台を挟んでのもみ合いが予想される。予想レンジは1ドル=98円80~99円90銭、1ユーロ=128円50~131円50銭。この日は、米国の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録とバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受け、米国の量的緩和の縮小観測が後退。一時、98円20銭台まで円高・ドル安が進行した。市場関係者からは「大きく膨らんだドル買いポジションの解消の動きがあった」(アナリスト)との見方が出ている。このドル買いの解消に伴うドル売り・円買いがどこまで進むかが焦点。
 「米国景気回復に伴うドル高の動きは続く」と見る声は多く、98円前半までの円高である程度調整は進んだとの見方も出ている。特に、米長期金利が一段と低下するかどうかがポイントになりそうだ。この日は、米6月の財政収支の発表などがあるほか、米30年債入札なども注目されそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)