<動意株・12日>(大引け)=ファルコム、明治HD、帝国電機など

 日本ファルコム<3723.T>=ストップ高。この日、PS Vita用ソフトとして「英雄伝説 碧の軌跡 Evolution」の2014年発売決定を発表しており、同社の看板である「軌跡」シリーズの新作として期待が高まっている。9月26日には「英雄伝説 閃の軌跡」をPS3とPS Vita向けで販売予定であることから新作ソフトが業績を押し上げていきそうだ。

 明治ホールディングス<2269.T>=続伸。5月22日以来の年初来高値を更新。日本列島を襲う記録的な猛暑で、氷菓などの需要も伸びることが予想される。同社傘下の明治はアイスの製造販売も手掛けていることから猛暑関連としての側面で買いを呼んでいるようだ。信用取組も売り長で需給関係の良さも上値を軽くしている。

 帝国電機製作所<6333.T>=急反発。この日午後に九州電力が原子力規制委員会に玄海原発3・4号機の再稼働に向けた安全審査を申請することが伝えられたことから、キャンド(無漏洩)ポンプ最大手で原発向けで豊富な実績を誇る同社も再稼働後の受注拡大期待から人気化している。LPGタンクからの移送用に使用されるLPG用地上設置モータポンプや地下に埋設するLPGタンクの送液に使用されるLPG用液中形モータポンプなども手掛けてり、北米からのシェールガス輸入に絡む受注拡大でも関心が高い。

 島忠<8184.T>=大幅高。14年4月からの消費税引き上げを前にした駆け込み需要で、住宅着工件数やマンション販売が伸びるなか、家具を扱うホームセンター大手の同社株が注目されている。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は11日、同社株のレーティングの「アウトパフォーム」と目標株価2900円を継続した。同日に発表された2013年8月期第3四半期(12年9月~13年5月)の決算では、家具部門は売上高、粗利益率ともに堅調と評価しており、ホームセンター部門の販売基調が重要となる、と指摘している。

 乃村工藝社<9716.T>=急騰。11日、同社は3~8月期の連結業績見通しを従来予想の売上高450億円から470億円(前年同期比4.0%増)に、経常利益は8億円から19億5000万円(同5.2倍)に大幅上方修正しており、これが大きく好感された形。景気回復の兆しを背景にアパレル関連店舗などの出店が相次いでいるほか、消費増税前の駆け込み需要で住宅関連のショールームの新装・改装などを多く受注しており、売上高が想定を上回る。

 ツインバード工業<6897.T>=6日続伸。値ごろ感ある小物家電に強みを有しており、記録的な猛暑が続いていることから室内の空気を循環させ冷房の効率をアップさせる「サーキュレーター」の販売増が期待されている。よどみやすい場所の空気を立体的に循環させる「サーキュレーター 3D」も投入しており、猛暑でエアコンへの負荷が大きくなるなかで、「サーキュレーター」への関心が高まりそうだ。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)