来週の為替相場見通し=バーナンキ発言とG20に注目

 来週の東京外国為替市場の円相場は、再度、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言に注目が集まりそうだ。予想レンジは1ドル=98円00~100円50銭、1ユーロ=128円00~132円00銭。この週は、10日のバーナンキ発言が金融緩和に前向きなハト派的な内容となったことから、米量的緩和の早期縮小観測が後退。ドル買いポジションの巻き戻しから、98円台前半までの円高が進んだ。来週は、17日から18日にかけバーナンキ議長が、今度は金融政策に関する議会証言を行う。ここで量的緩和に関して再度どこまで踏み込んだ発言が出てくるかが焦点。市場には「量的緩和の縮小開始は年末の12月頃では」(アナリスト)との見方が出ているが、その内容が固まれば、再度、リスクオンからドル買い・円売りに動くことも見込まれる。また、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が19日から20日に開催される。この場での要人発言も注目されそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)