フィッチ、フランスの格付けをAAAから引き下げも影響限定的

NYダウ、再び最高値を更新
金曜日の欧州時間、欧州株価が上昇し、米長期金利が反発したことから円売りが強まって、ドル円は99.70円付近まで、ユーロ円は129.90円付近まで上昇しましたが、15日発表の中国経済指標が弱い結果になるとの噂でユーロドルはやや弱含みに推移しました。

NY時間にはいって、各国株価が反落する展開となったことから円買いが強まって、ドル円は98.90円付近まで、ユーロ円は128.90円付近まで急落しました。またフランスの格下げの噂もあってユーロドルも1.3000付近まで下落しました。しかしNYダウの現物取引が開始され各国株価が下げ渋る展開となると為替相場も反転し、ドル円は99.50円台まで、ユーロ円は129.80円台まで、ユーロドルも1.3060台まで上昇しました。

その後NY時間ブラード米セントルイス連銀総裁が「ディスインフレ下での量的緩和縮小に反対」「非常に低いインフレを懸念している」「FRBはディスインフレとさらに戦う努力をするべき」と述べるとドル売りが一段と強まってユーロドルは1.3090付近まで上昇しました。しかし直後に格付け大手フィッチが、フランスの格付けを「AAA」から「AA+」に引き下げたと発表したことから今度はユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.3030台まで急落しました。しかしユーロはそこから買い戻され、ほどなくして1.3080台まで反発しました。

週明けのアジア時間は、東京が休日の為比較的小動きですが、先週末に悪い結果が噂された中国第2四半期GDPが予想通りと午前に発表されたことからやや円売りが強まっています。

今日の海外時間には米・6月小売売上高、米・7月NY連銀製造業景気指数の発表があるほか、タルーロ・米FRB理事、アスムッセン・ECB専務理事の講演が予定されています。