田辺三菱が続伸、カナダのメディカゴ社買収を好感

 田辺三菱製薬<4508.T>は小幅ながら続伸。12日大引け後にPhilip Morris International(PMI社、米国・ニューヨーク州)の子会社であるPhilip Morris Investments(オランダ ベルヘン・オプ・ゾーム市)と共同で、Medicago (メディカゴ社、カナダ・ケベック市)全株式を、カナダ法上認められている友好的企業買収手法であるプラン・オブ・アレンジメントにより現金で取得することを、メディカゴ社取締役会と合意したことを発表したことが関心を集めている。
 メディカゴ社は植物由来ウイルス様粒子技術(VLP)を用いた新規ワクチンの研究開発に特化したバイオ医薬品会社であり、遺伝子操作によって植物の細胞内にVLPを生成させ、効率的に抽出・精製する独自技術を有している。田辺三菱製薬とPMIは、買収後のメディカゴ社を、田辺三菱製薬とPhilip Morris Investmentsの合弁会社(持株比率60対40)として運営していく方針で、メディカゴ社のVLPを活用した今後の連携が注目される。

田辺三菱の株価は9時26分現在1393円(△7円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)