“終値ベース”での回復がポイント!?

流動性の乏しい中、行き過ぎ分を調整する動き - 円売り・ドル買い
※ご注意:予想期間は7月17日と表示されていますが、本日(16日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 週明けとなった昨日は、東京市場休場の流動性の乏しい中、主要通貨に対して円が軒並み売られる展開となりました。

 先週に発表されたFOMC議事録ならびにバーナンキ議長の講演をキッカケに進行した約2円の円買い・ドル売りに対して行き過ぎ分を調整する動きが優勢となったからです。もっとも米小売売上高が事前予想を大きく下回ったこともあり、再び100円の大台割れ水準へと押し戻されて昨日の取引を終えています。なお注目の中国経済指標も昨日は発表され、そして概ね伸び悩み傾向を露呈しましたが、足元の景気減速ペースが想定の範囲内だったこともあり、大きなサプライズは見られませんでした。
バーナンキFRB議長の議会証言を控え、動きづらい…?
 こうした中で実質的な週明けとなる本日の展開は、100円の大台付近における揉み合いを基本としつつ、やや下値の堅さを意識した展開が想定されるところです。

 今週最大のイベントは17-18日に予定されるバーナンキFRB議長の米上下両院での議会証言と見られ、それまでは動意付きづらい展開が想定されるところです。一方で株式市場は堅調推移を見せており、下値は支えられやすいと考えられます。テクニカル的にも、終値ベースで日足・一目均衡表先行スパンの雲の上限を再び突破してきており、円売りに安心感が台頭しやすいとも見られるところです。
“転換線”“100円”がポイント…!?
 もっとも昨日は一時100.50円付近へと上伸したものの、終値ベースでは同転換線(99.90円)付近へと押し戻されています。このため同ラインあるいはその少し上にある100円の大台を“終値ベースで明確に回復”することが、さらなる上値追いへのポイントといえるかもしれません。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:101.237(ピボット2ndサポート)
上値4:101.000(大台)
上値3:100.480(7/15高値、ピボット1stサポート)
上値2:100.000(大台)
上値1:99.899(日足・一目均衡表転換線、7/8~7/11の50%戻し)
前営業日終値:99.837
下値1:99.524(50日移動平均線)
下値2:99.171(20日移動平均線)
下値3:99.080(ピボット1stサポート)
下値4:98.839(日足・一目均衡表先行スパン上限)
下値5:98.266(7/11安値、ピボット2ndサポート)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。
12:11 ドル円 抵抗・支持ライン追加