米地区連銀総裁「債券購入を調整し始める時期に来ている」

今夜注目のバーナンキ・米FRB議長議会証言
昨日の海外時間には、米長期金利が低下したことや、米地区連銀総裁が「債券購入を調整し始める時期に来ている」などと述べたことから全般的にドル売りが強まりました。

欧州時間序盤、発表された独・7月ZEW景況感調査が予想よりも弱い結果だったことからユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.3050付近まで、ユーロ円は130.00円付近まで下落する場面もありましたが、欧州株が下落幅を縮小する展開となったことや、米長期金利が低下したことからドル売りが強まって、ドル円は99.20円台まで下落し、ユーロドルは1.3130付近まで上昇しました。この間ユーロ円は130.60円付近まで反発したあとは130.10円台まで下落しています。

NY時間にはいって、発表された米・6月消費者物価指数は予想よりも強い結果でしたが、米長期金利に与えた影響は限定的だったことから、為替市場もそれほど反応しませんでした。一方各国株価が反発したことからやや円売りが強まって、ドル円は99.60円台まで、ユーロ円は130.70円付近まで上昇しました。その後ジョージ・米カンザスシティー連銀総裁が「債券購入を調整し始める時期に来ている」「より早い量的緩和縮小が適切」などと述べたこともあってドル売りが強まって、ドル円は99.10円付近まで下落し、ユーロドルは1.3150台まで上昇しました。さらにNY時間引けにかけてジョージ総裁が「総じて労働市場はポジティブ」「期待以上のペースで成長が進めば、より早いペースで量的緩和縮小を進めることが適切となる可能性」などと述べたことからドル売りがさらに進んで、ドル円は89.90円付近まで下落し、ユーロドルは1.3170台まで上昇する場面がありました。

東京時間にはいって、米長期金利がやや反発する展開になっていることから全般的にドルの買戻しが優勢となっています。

今日の海外時間には注目されるバーナンキ・米FRB議長の議会証言が行われます。また英・6月雇用統計、米・6月住宅着工件数/建設許可件数、の発表があるほか、英中銀金融政策委員会(MPC)議事録、米・ベージュブック(地区連銀経済報告)の公表、加中銀(BOC)政策金利発表、ポロズ・加中銀(BOC)総裁の会見、ラスキン・米FRB理事の講演が予定されています。