UNITEDが乱高下、短期資金の売り買い錯綜

 ユナイテッド<2497.T>が朝方急落もその後プラス圏に切り返すなど乱高下となっている。同社は、昨年12月にモーションビートとスパイアが合併、これまで主力だったベンチャー投資からスマートフォン向けなどネット広告配信に軸足を移動させ、それが奏功する方向にある。スマホ向け着せ替えアプリで急速人気を博す「CocoPPa(ココッパ)」は1000万ダウンロードを超え、同社の業績成長の源泉として注目。既に株価はここ2カ月弱で10倍以上のパフォーマンスとなった。
 直近は、このCocoPPaを今秋から有料化すると発表したことで注目度がさらに高まった。市場では、「大化けしたガンホーの初動に似ている」(中堅証券)という指摘の一方で「期待先行で利益水準が伴わないため、株価は上下に不安定で短期割り切りスタンスでしか参戦できない」(同)と、ファンダメンタルズより需給思惑先行の要素が強い。CocoPPaの有料化については、市場の一部ではある程度想定されていたこともあって利益確定を誘発する要因ともなったようだ。目先はテクニカル的にもスピード警戒感が強く、資金の回転も速まっている。前日はストップ高した後に、ストップ安寸前まで売られる波乱展開となっており、当面は強弱観対立の中でボラティリティの高い相場が続きそうだ。

UNITEDの株価は11時3分現在6680円(△170円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)