FRB議長証言を無難に通過でドル買いに安心感?

FRB議長のハト派発言にもかかわらずドル高の推移
昨日行われたバーナンキ米FRB議長の議会証言は全体的にハト派的と捉えられたが、本日はドル買いが優勢となっており、ドル/円は100.30円台まで上昇した。
バーナンキ議長の発言はややハト派的だったとはいえ、米国経済はFRBの予測に沿って回復基調にあり、金融政策は「出口」を睨んだスタンスにあるという市場の見方に変化はないようだ。このため、同議長の証言を無難に通過した事で、むしろドル買いに安心感が広がっていると考えられる。
量的緩和の縮小は「経済指標の結果次第」
海外市場でも、基本的にはドルが買われやすい地合が継続すると見るが、バーナンキ議長は量的緩和の縮小開始について「経済指標の結果次第」としているだけに、米国で発表される新規失業保険申請件数(21:30)や7月フィラデルフィア連銀景況指数(23:00)などの結果に左右される事になろう。
なお、本日もバーナンキFRB議長の議会証言が予定されている(23:30)が、昨日の証言と同内容である可能性が高く、目新しい内容の発言がない限り市場の反応は限られるだろう。