101円台半ばが分岐点

101円台半ばが分岐点
ドル/円は今月11日に98.26円まで下落するも、一目均衡表の雲の下限(このときは98.15円)に下値を支えられて反発。
この時、転換線は基準線を下回る事はなく、その後まもなくしてローソク足が雲の上限を突破し、遅行線がローソク足を上抜けた事で、いわゆる「三役好転」が点灯している。

しかし、その割に上値が重い背景は何であろうか。
そこで日足チャートを見ると、101円台半ばが強力な上値抵抗となっている事が見て取れる。このレベルには7/8高値(101.53円)やボリンジャーバンドの2シグマ上限(本稿執筆時点では101.72円)が位置。しかも、バンド上限はほぼ横ばいとなっており、上昇の勢いが弱いとこの辺りで失速しやすい事を示している。

このことから、三役好転が強く意識されるためには、101円台半ばを突破してローソク足がバンド上限を押し上げる動きが必要となりそうだ。これができれば、ボリンジャーバンドから見て上昇トレンド入りの可能性が出てくるのに加え、転換線・基準線ともに上向きとなるため、上値余地の拡大が予想される。短期的には5/22高値(103.73円)に向けた一段高が見えてこよう。