<クローズアップ> 「土用の丑の日」接近! ウナギ関連株を追う(2)

 昨年からは、養殖業者が金融機関から融資を受ける際に損失が発生した場合、その一部を国が補填するようにする制度を開始、養殖業者を資金面でバックアップする動きを行っており、養殖で豊富な実績を有する企業の重要度が高まりそうだ。そして、ウナギの高騰を受けてウナギに代替する食材で蒲焼を製造・販売する企業も出てきている。独自の製法を駆使しうなぎの蒲焼に近い食感を追求する動きも活発化しており、代替製品を展開する企業も注目できそうだ。

 ◎日本水産<1332.T>~2005年に厦門日 水龍鵬養殖有限公司(福建省)を立ち上げて、飼料・養殖・加工までの一貫事業を展開している。

 ◎丸大食品<2288.T>~国産鶏肉のみを使用した家庭向け蒲焼商品「鶏肉の蒲焼き」を7月8日から発売している。独自の特許製法により、鶏肉をうなぎの開きのような形状に仕上げた国内初の商品で、直火でふっくら焼き上げうなぎの蒲焼に近い食感を実現している。

 ◎ヨンキュウ<9955.T>~養殖業者への養殖用稚魚や飼料生産販売、鮮魚販売を幅広く展開している。新規事業としてウナギ養殖事業への参入を表明しており、鹿児島県鹿屋市を設備予定地として選定、ウナギ養殖設備の早期完成を目指している。

 ◎ゼンショーホールディングス<7550.T>、吉野家ホールディングス<9861.T>~牛丼大手である両社もウナギ関連製品の販売を強化しており、吉野家は「鰻丼」、「すき家」を展開するゼンショーは「うな丼」として販売している。

 ◎ローソン<2651.T>、ファミリーマート<8028.T>~ローソンは「鹿児島産うなぎ蒲焼重」、ファミリーマートは「国産うな重」として販売、予約特典として茶飲料無料進呈しており、コンビニ大手もキャンペーンを行い拡販している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)