東京株式(前引け)=朝高後に先物主導で売られる

 19日前引けの日経平均株価は前日比160円安の1万4647円と急反落。前場の東証1部の売買高概算は21億6768万株、売買代金は1兆7818億円。値上がり銘柄数は315、対して値下がり銘柄数は1332、変わらずは105銘柄だった。全体の76%の銘柄が下落している。一方売買代金も膨らんでおり、押し目買い意欲の強さも反映している。
 きょう前場の東京株式市場は朝方買い先行も、その後は伸び悩み、10時過ぎごろから売りがかさんで大きくマイナス圏に沈む展開となった。寄り付き時点では前日のNYダウが過去最高値を更新したことや、為替が1ドル=100円台半ばの推移と円安水準でもみ合っていたことなどを好感、リスク選好ムードが継続していた。しかし、テクニカル指標面などから日経平均の高値警戒感が強まっていたところに、為替が円高方向に振れ、これに歩調を合わせた株価指数先物への仕掛け的な売りが、全体株価を一気に軟化させた。日曜日に参院選を控えていることで、これを見極めたいとの思惑から手仕舞い売りも誘発したようだ。ただ、10時半過ぎには下げ止まり再び戻り足に転じるなど、下値には買いも厚かった。
 個別ではソフトバンクが安く、SBI,KLabなども売られた。ファーストリテも冴えない。芦森工、小松ウォールが大幅安となり、太陽誘電、アドバンテ、東京エレクなども軟調。半面、任天堂が大幅反発となっているほか、オリンパス、オリックスなども買われた。フルキャストHD、アデランス、カーバイドなども値を飛ばしている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)