参院選の影響は?

参院選の影響は?
参議院選挙を控えた19日の東京市場は神経質な展開となっている。ドル/円は、前日の海外市場の流れを引き継いで100.80円台まで上昇したものの、15000円目前まで上昇していた日経平均株価が14400円台まで急落すると、正午過ぎには99.80円台まで軟化した。

参議院で自民・公明の与党が過半数を獲得できれば、衆参の「ねじれ」が解消されて「アベノミクス」の推進力が高まるとの見方が、6月中旬以降の株価反発と円相場の下落再開の一因であっただけに、与党の圧勝がほぼ確実との見方が広がる中で、週明けの「材料出尽くし」への警戒感から株安・円高に振れたようだ。

選挙結果を先取りする形で進んだ株高・円安に対して、選挙後の「材料出尽くし」も先取りしてしまった格好だが、裏を返せば、実際に「材料出尽くし」となる可能性が低下したとも言えよう。自民・公明の合計で過半数はほぼ確実であり、選挙結果が「失望」につながる可能性は極めて低い点も踏まえると、週明け以降に株安・円高が進む可能性は低いのではないだろうか。