<動意株・19日>(大引け)=アデランス、セルシード、スカパーなど

 アデランス<8170.T>=続伸。同社が16日発表した13年3~5月期決算は、増収を確保したものの、宣伝・広告費や人件費などコスト増で営業利益が前年同期比39.6%減と大幅減益となったことから、いったんは売りに押される展開。ところが、その後は再び買い優勢となり上値指向に転じ、売買代金も継続的に膨らんでいることで市場筋の注目を誘っている。

 セルシード<7776.T>が高い。同社は再生医療支援事業を展開、角膜上皮疾患を治療する医療用細胞シートを開発中で、再生医療テーマの中核を担うバイオベンチャーの一角として人気化素地を持っている。iPS細胞で目の難病「加齢黄斑変性」を治療する臨床研究について、田村厚生労働大臣は19日、実施を正式に了承、来年夏にも世界初の再生医療が実施されることになった。これを刺激材料に同社株に短期資金が流入している。

 スカパーJSATホールディングス<9412.T>=6連騰。この日は一般社団法人衛星放送協会が主催する「第3回 オリジナル番組アワード」で、ドキュメンタリー番組部門最優秀賞を受賞したことを発表しており、番組制作力の高さが注目されている。受賞作品は「犬と命の物語 ~どうぶつと生きる社会~」で、身近な日常の中で日の当たる現実の影に潜む悲しい現実や、その事実に対面する人々の姿、これらを誠実に伝える姿勢が高く評価されている。

 スタートトゥデイ<3092.T>=大幅高で3日続伸。為替の動向や先物主導のインデックス商いの影響を受けにくい内需好業績株として買いを集めている。同社の業績は、商品取り扱いが順調に拡大していることや、ネット出店店舗の運営管理受託に伴う手数料収入も伸びていることで大幅成長トレンドを継続している。今3月期連結経常利益は前期比20.4%増の103億2000万円と初の100億円大台乗せを達成する見通し。

 フルキャストホールディングス<4848.T>=急伸。全般波乱含みに値を下げる中にあって材料株特有の頑強ぶりを発揮、短期資金の買いを集めている。6月末の株主を対象に1株を100株にする株式分割を実施したが、分割後実施後に特定資金の買い仕掛けに急騰。7月8日に264円の戻り高値をつけてからは調整していたが、目先売りが一巡し再び5日移動平均線の上に浮上、8日の高値払拭を指呼の間に捉えている。

 麻生フオームクリート<1730.T>=ストップ高で年初来高値更新。21日の参院選挙が目前に迫っているが、自民党の圧勝が揺るぎない状況となっていることから麻生太郎副総理兼財務大臣の弟である麻生泰氏が会長を務める同社の人気が一段と高まっている。自民と公明党の与党が衆参で過半数を確保すれば、国土強靭化として積極的な公共投資が可能となることから、同社への恩恵も大きいとの期待がある。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)