外為サマリー:1ドル100円ラインの攻防に、参院選前のポジション解消売りも

 19日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=100円02~03銭近辺と前日午後5時時点に比べ23銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=131円37~41銭と同3銭の円安・ユーロ高で推移している。
 日経平均株価が午前10時以降、急落すると、それまでの円安・ドル高は一変。100円70円前後の円安水準から12時30分過ぎには99円79銭まで1円近くの円高が進んだ。市場には「株主導の円高・ドル安」とみる声が強いが、「21日の参院選を前に一度、ポジションを解消する動き」(アナリスト)も出ていたようだ。
 21日の参院選は自民党が勝利し衆院と参院の多数派が異なる「ねじれ」が解消し、投資家はこれを前向きに受け止めるというシナリオが一般的だが、一部には「材料出尽くし感から利食い売りが先行する可能性も」(投資顧問)という見方もある。来週は参院選の結果と、為替市場の反応が注目を集めそうだ。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3136~37ドルと同 0.0036ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)