<私の相場観>=三木証券・投資情報部長 高橋 春樹氏

 先週末19日に一時急落する場面があったが、参院選というイベントを控えての株価指数先物による仕掛け的な売りの色彩が強く、過熱感の強さなど5月23日の急落とは大きく異なる点が多い。長期投資の外国人投資家は買い姿勢を継続していることもあり、今後は、1万4500円台固めからジリ高歩調をたどることになりそうだ。

 今後の関心は、本格化する14年3月期決算会社の第1四半期(4~6月)の決算発表に移る。第1四半期だけに、会社側が明快な通期業績の上方修正に踏み切るケースは少ないものの、進捗率などを勘案した上でアナリストが打ち出す業績修正に注目が集まることになりそうだ。

 個別銘柄では、リフレ促進政策の象徴銘柄として総合リース業界首位のオリックス<8591.T>にまず注目。医薬品のネット販売を禁止する薬事法の規制緩和や、インターネットを活用した選挙の解禁などの政策を提言し、実現したことでメリットが予想される楽天<4755.T>。さらに、株価面で割安感のある三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクに注目。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)