<話題の焦点>=フィットネス業界、シニア・若年層を開拓

 フィットネス・スポーツクラブ業界は新たな需要を開拓している。シニア層に加え、小中学生など若年層を会員とし成長につなげている。また、9月に東京五輪の開催が決定すれば、〝運動ブーム〟の到来が期待でき、強い追い風となりそうだ。

 経済産業省がまとめた特定サービス産業動態統計調査によると、フィットネスクラブの売上高は2010年の2959億円をピークに12年は2925億円とやや頭打ち状態にある。ただ、会費収入や利用者数は着実な増加を記録している。

 特に、60歳以上のシニア層の利用者が増加傾向にあり、市場拡大に貢献している。また、中学でのダンス必修化に加え、五輪やサッカーの国際大会での日本選手の活躍で若年層の会員数も増えている。

 同業界の大手は、コナミスポーツを傘下に持つコナミ<9766.T>やセントラルスポーツ<4801.T>、ルネサンス<2378.T>など。また直近では、東祥<8920.T>やジェイエスエス<6074.T>といった新規株式上場(IPO)銘柄も登場している。サッカー教室を展開する明光ネットワークジャパン<4668.T>やクリップコーポレーション<4705.T>なども注目したい。

◆主なフィットネス・スポーツクラブ銘柄

コナミ<9766.T>    最大手のコナミスポーツを保有
セントラルS<4801.T> 売上高で業界2位
ルネサンス<2378.T>  売上高で業界3位
メガロス<2165.T>   スポーツクラブ中堅
コシダカHD<2157.T> 女性専用の「カーブス」を展開
東祥<8920.T>     「ホリデイスポーツクラブ」を運営
JSS<6074.T>    スイミングスクールを展開
クリップ<4705.T>   低学年向けサッカー教室
明光ネット<4668.T>  小中学生向けサッカースクール

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)