紙パセクターに強弱感対立、大和は新規「強気」、三菱UFJMSは格下げ

 紙パセクターに強弱感が対立している。19日に大和証券は同セクターの投資判断を新規「強気」とした一方、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は「オーバーウエート」から「ニュートラル」に引き下げた。
 大和証券では、「古紙の需給がタイトになってきたことで秋口は板紙まで値上げが拡大する可能性が高い」と指摘。「秋以降の値上げも成功裏に進展する」とし、王子ホールディングス<3861.T>と日本製紙<3863.T>のレーティングをともに「2(アウトパフォーム)」とし、目標株価は500円、1700円に置いた。
 一方、三菱UFJMSは「今春の値上げで収益は最悪期を脱したが、需給面での懸念と業界慣行の変化から更なる値上げに過度な期待はできない」と否定的。王子HDと日本製紙の株価判断はともに「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げし、王子HDの目標株価430円は維持したが、日本製紙は1700円から1600円に引き下げた。

王子HDの株価は13時6分現在444円(▼6円)
日本製紙の株価は13時6分現在1449円(▼7円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)