目先は「下値堅めの確認」が中心…!?

材料出尽くしで下落、しかし下値は堅い - ドル円
※ご注意:予想期間は7月24日と表示されていますが、本日(23日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 下馬評どおりの「自公大勝(圧勝)」となった参院選後の週明けは、オープニングこそやや上値を拡大したものの、その後は「噂で買って(売って)、事実で売り(買い戻し)」の格言どおりの展開となりました。

 それでも東京タイム序盤に99円半ばへと一時下落した後は、100円ラインを挟んだ静かな横ばいを続けていました。ただ、増加が見込まれた米中古住宅販売件数が3ヶ月ぶりに減少に転じたNYタイムに入ると今度は幅広い通貨に対してドル売りが見られ、こうして99円前半へ急落する動きが見られています。もっとも“日米欧金融当局の立ち位置の違い”を考えると“下値では拾う動き”が台頭しやすく、“絶好の買い場”とばかりに下げ渋りを見せながら昨日の取引を終えています。
材料難から揉み合い続く…?
 こうした中で本日の展開ですが、材料出尽くしに伴った材料難が想定されることから、もうしばらくは揉み合いが続きそうな気配を醸し出しています。99円台には日足・一目均衡表転換線(本日は99.56円)や50日移動平均線(同99.38円)、7/11~7/19の61.8%押しライン(同99.26円)等がズラッと並んでおり、“集中する同ライン付近へ収斂する力”が“マーケットを膠着させる可能性”へとつながることが指摘されているからです。
“上値は重い”が、“下値拾い”も衰えず
 先週まで円売りで動いていた短期筋等のポジション調整が一服するまでは“上値が重い”展開が想定されるところですが、一方で前記したように“日米欧金融当局の立ち位置の違い”は“下値を拾う動き”につながりやすいと考えられます。

 もう少し「レンジ内で揺れ動く展開」が想定されるところですので、目先は「下値堅めの確認」を中心に据えておきたいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:100.866(7/19高値、5/22高値-7/8高値を結ぶトレンドライン)
上値4:100.615(7/22高値)
上値3:100.378(ピボット1stレジスタンス)
上値2:100.000(大台)
上値1:99.745(20日移動平均線)
前営業日終値:99.593
下値1:99.389(50日移動平均線)
下値2:99.259(7/11~7/19の61%押し、7/22安値)
下値3:99.008(7/17安値、ピボット1stサポート、大台)
下値4:98.748(日足・一目均衡表先行スパン上限)
下値5:98.495(ピボット2ndサポート)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。
11:05 ドル円 抵抗・支持ライン追加