コープケミが続伸、全員参加型材料株の素地が開花の兆し

 コープケミカル<4003.T>が続伸。農業関連株の出遅れとして資金が集まり始めた。低位で出来高流動性に富み、全員参加型材料株としての素地を内包する半面、上値の重さが短期筋には敬遠されやすい傾向がある。しかし、ここにきて国策を背景にしてにわかに注目度が増してきた。参院選を通過し基盤強化を成し遂げた安倍首相にとって、懸案のTPP交渉参加では後願の憂いなく日本の行動力を示す場面となっている。これを受けて安倍首相が掲げる農業・農村の所得倍増方針が政策テーマとして再浮上、全農系の化学肥料の専業である同社株はその関連最右翼としてマークされている。今期予想EPSは3円強と利益水準が低くPER面でのアプローチでは割高ながら、PBRは1倍近辺で株価の値頃感と合わせれば上値余地は十分。日足チャート面でも5日・25日移動平均線のゴールデンクロス示現から底離れを明示した矢先で、長短移動平均線を下支えとした上値追いに期待がかかる。

コープケミの株価は14時1分現在144円(△4円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)