<動意株・23日>(大引け)=コープケミ、ガイアックス、ウエストHDなど

 コープケミカル<4003.T>=続伸。農業関連株の出遅れとして資金が集まり始めた。参院選を通過し基盤強化を成し遂げた安倍首相にとって、懸案のTPP交渉参加では後願の憂いなく日本の行動力を示す場面。これを受けて安倍首相が掲げる農業・農村の所得倍増方針が政策テーマとして再浮上、全農系の化学肥料の専業である同社株はその関連最右翼。今期予想EPSは3円強と利益水準が低くPER面でのアプローチでは割高ながら、PBRは1倍近辺で株価の値頃感と合わせれば上値余地は十分。

 ガイアックス<3775.NG>=ストップ高。この日、日常業務の生産性を高めるクラウド型の社内SNS「Co-Work(コワーク)」有償版の販売を中小企業を対象に開始することを発表したことが関心を集めている。「コワーク」は、日常業務での利用シーンを考え、グループでの情報共有やタスク依頼、ファイル共有に特化した社内SNSで、今年4月のβ版提供開始以来、400社以上が登録している。

 ウエストホールディングス<1407.T>=急反発。同社が19日から埼玉県桶川市で工業団地の池に建設した水上メガソーラーの運転を開始したことが注目されれている。池の水面に太陽光パネル約4500枚を浮かべた、パネル総面積1万3000平方メートルの発電施設で、地上に設置する場合に比べてパネルの温度が上がらないため、発電量は10%ほど高まり、一般家庭およそ370世帯分の電力を発電できるという。

 アウトソーシング<2427.T>=続急騰。前日は商い急増のなか値幅制限いっぱいに買われ、大陽線示現とともに5日・25日移動平均線もゴールデンクロスを果たす理想的な底値離脱パターンをみせた。きょうはマドを開けて買われ上昇加速、持ち前の材料性を前面に押し出し一気に需給相場入りの様相だ。工場の製造現場などを主軸に人材派遣を手掛けているが業績好調で、13年12月期も大幅増益が濃厚。

 アルテック<9972.T>=急反発。米ストラタシス社の国内代理店として3Dプリンターの販売を手掛けていることから、3Dプリンター関連が再び賑わうなかで同社株も見直し買いを集めている。今夏は記録的な猛暑だったことから飲料メーカー向けのPETボトル製造事業の動向も注目されており、多彩な材料が注目されている。

 メタルアート<5644.T>=続伸。熱間・冷間複合鍛造を世界に先駆けて開発、筆頭株主であるダイハツ工業<7262.T>を筆頭に大手自動車メーカー向けに絶大な信頼を得ており、東証への市場統合直後は上値の重い展開だったが、同社の好実態を見直す動きとなっている。今3月期は通期連結営業利益で17億円(前期比7.0%増)の見通しで業績面からも安心感がある。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)