東京株式(大引け)=120円高、先物主導で切り返す

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 23日の東京株式市場は朝方売り先行でスタートしたが、その後切り返しに転じた。後場はいったん伸び悩んだものの、後半は再び上値指向となった。大引けの日経平均株価は前日比120円高の1万4778円と続伸した。東証1部の売買高概算は23億6155万株、売買代金は2兆864億円。値上がり銘柄数は1041、値下がり銘柄数は573、変わらずは139銘柄だった。
 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウがほぼ横ばいで着地しており、方向感の乏しいなか朝方は買い手控えムードが強かった。参院選通過で手掛かり材料難のほか、為替市場で円が強含んだことで、主力株中心に上値追いに慎重だった。しかし、前場中盤から先物に大口買いが複数回入り、裁定買いを足場に全般上値指向を強めている。後場は利益確定売りにいったん上げ幅を縮めたものの、売り物が枯れてくると再び先物への買いが断続的に流入し、全体指数を牽引した。参院選の結果を評価した海外投資家の先物と現物を絡めた複合的な買いが観測され、大引け近くには1万4800円台まで上値を伸ばす場面もあった。
 個別では、ソフトバンクが東証1部断トツの大商いで急伸。ソニーも活況裏に大幅高。NTT、JFEHDも高い。材料株では群栄化、河合楽などが値を飛ばしている。ネオスはストップ高、アウトソーシングもストップ高目前に買われた。このほかネクストも一時値幅制限いっぱいまで上値を伸ばした。半面、ケネディクスが売られ、東電、パソナ、マーベラスなども大幅安となった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)