電産トーソクが2カ月ぶりに年初来高値更新、第1四半期経常利益5割近い増益を好感

 日本電産トーソク<7728.T>が大幅3日続伸し、5月23日につけた年初来高値924円を2カ月ぶりに更新してきた。23日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算で、売上高は73億6800万円(前年同期比11.9%減)と減収になったものの、経常利益は4億3000万円(同49.3%増)と5割近い増益となったことを好感。売上高は主力商品のCVT(無段自動変速機)用コントロールバルブが中国向けの回復の遅れなどで低調だったほか、欧州向けの環境対応コモンレールディーゼルエンジン用燃料流量制御弁も昨年からの市場の冷え込みが影響し2ケタ減収となったが、利益面では、原価低減や費用削減努力が奏功したほか為替差益の計上もあって増益を達成することができた。
 なお、14年3月期通期の業績予想は売上高330億円(前期比5.5%増)、経常利益25億円(同26.6%増)の従来予想を据え置いている。

電産トーソクの株価は10時1分現在982円(△69円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)