電産コパルが大幅3日続伸、第1四半期経常赤字に転落も悪材料出尽くし感強まる

 日本電産コパル<7756.T>が大幅3日続伸し、5月23日につけた年初来高値909円を約2カ月ぶりに更新した。23日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算で、売上高120億円(前年同期比18.2%減)、経常損益2億6500万円の赤字(前年同期4億4000万円の黒字)と経常赤字に転落したものの、短期的な悪材料出尽くし感からこの日は買われている。一眼カメラ向け交換レンズ用ズームモーターやスマートフォン向け振動モーターなどは好調に推移したものの、コンパクト型デジタルカメラ市場の下振れによる大口顧客からの受注減少や納期の延伸、各種製品の低価格化の影響などで減収、赤字転落を余儀なくされた。
 なお、14年3月期通期の業績予想は、増産体制を整えたスマートフォン向けのOIS(手振れ補正ユニット)などの寄与により、売上高600億円(前期比16.0%増)、経常利益25億円(前期20億6700万円の赤字)の従来予想を据え置いており、業績回復基調の見方に変化がないこともポジティブに評価されているようだ。

電産コパルの株価は10時5分現在970円(△75円)