モリテックが上値慕い、元大証単独上場銘柄としての思惑

 モリテック スチール<5986.T>がじわり株価水準を切り上げてきた。同社は、元大証単独上場銘柄だが、16日の東証と大証の現物市場統合に伴い、新たにTOPIXに組み入れられることで「TOPIX型パッシブ連動資金による買い需要が発現」(大手証券)することになる。同社は自動車向けを主力とする板金加工品の大手。タイやインドネシアなどアジア向けへの展開に注力している。14年3月期業績は6%増収見通しもタイ拠点確保に伴うコスト負担で2ケタ減益見通しだが、0.5倍台のPBRが見直し買いの根拠となる。11年末に大証単独上場銘柄の仕手化相場に乗り株価を倍化させた経緯があり、今回も突発人気化の可能性を内包しているとの見方。

モリテックの株価は14時16分現在309円(△5円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)