<動意株・24日>(大引け)=アスモ、オルトプラス、銭高組

 アスモ<2654.T>=連日で年初来高値を更新。食肉卸と外食中心の事業構造から大きく転換し、訪問介護事業所の新設を積極化していることから、介護関連としての評価が高まっている。旧大証の主力株が人気化するなかで、同社株への関心も高まっている。

 オルトプラス<3672.T>=一時ストップ高。この日はコロプラ<3668.T>の好業績観測報道を受けて、同社やenish<3667.T>、クルーズ<2138.T>など新興市場のモバイルゲーム関連株が好業績期待から買われている。同社についても「聖闘士星矢アルティメットウォーズ」や「キングダム~春秋戦国大戦~」など、他社版権を利用した新規タイトルの寄与で業績好調が見込まれている。

 銭高組<1811.T>=急反発。株価が低位にあることやPBRが依然として0.6倍前後と割安水準にあり、元大証単独上場銘柄のなかでも出世頭となっている。民間建築中心ながら官公庁向けにも実績豊富でアベノミクスの公共投資拡大に乗るテーマ株としての側面も強みだ。信用取組も株価200円台にして逆日歩がつく売り長の状態にあり、これも短期資金の食指を動かす。日証金が22日付で、銭高組株を貸株利用など貸借取引で注意喚起銘柄にすると発表したが、むしろ目先筋の投げによる押し目形成で、株価にうねりを与える背景となっている。

 日本電産<6594.T>=大幅続伸。同社は23日、14年3月期通期の連結業績見通しを上方修正、売上高は従来予想の8000億円から8200億円に、最終利益(米国会計基準)は500億円から535億円に増額した。最終利益は前期比で約6.68倍の高変化率となる。HDD向けなど主力の精密小型モーターは、スマートフォン普及加速の煽りをうけて不振だったが、コスト削減努力が結実したほか、前期買収した子会社3社が家電、商業、産業用などでM&A効果を発現、車載向けなどの好調で補った。

 ダイハツディーゼル<6023.T>=急伸。23日に発表した2014年3月期第1四半期(4~6月)の連結業績が大幅増益を記録したことが好感されている。連結経常利益は前年同期比2.8倍の6億3200万円、純利益は同4.8倍の3億5200万円となった。船舶用ディーゼルエンジン関連の舶用機関は、発電用補機関の販売は減少したが、為替の円安効果が収益を押し上げた。また、陸用機関の収益も伸びた。今期業績予想は据え置かれたが、すでに第2四半期見通しである経常利益5億円、純利益3億円は上回っており、今後の増額修正期待が膨らんでいる。

 アプリックスIPホールディングス<3727.T>=続急伸。M2M(機器間無線通信)への展開で注目されているが、業績面は足もと開発費負担が先行しているものの、今後、M2Mは家電分野で成長期待が大きく、同社への注目度は高い。一方、スマートフォン向けアプリでは海外向けに注力しており、これが短期筋の思惑を集めている。値運びは軽く600円台回復から5月21日の年初来高値610円の払拭が視野に入る可能性も指摘される。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)