大同特鋼が14年3月期業績予想を上方修正、需要が前倒しで回復基調へ

 大同特殊製鋼<5471.T>がこの日の取引終了後、14年3月期の連結業績見通しを従来予想の売上高4530億円、経常利益185億円から、売上高4565億円(前期比3.6%増)、経常利益215億円(同30.5%増)に上方修正した。足もとで、主力の特殊鋼の需要の回復が期初の想定よりも前倒しで進捗していることに加えて、鉄スクラップ価格が安定的に推移していることなどが要因としている。
 また、同時に第1四半期(4~6月)連結決算を発表しており、売上高1098億4500万円(前年同期比7.3%減)、経常利益56億8200万円(同0.4%増)となった。主力の特殊鋼鋼材事業で、自動車や産業機械向け構造用鋼需要が回復基調へと移行したが、昨年のエコカー補助金などの政策効果が剥落したことから売上高が前年同期比では減少。ただし、収益改善努力や為替差益の発生などから経常利益は増益に転じた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)