<株式トピックス>=4~6月期決算のポイントは〝進捗率〟

 14年3月期決算会社の第1四半期(4~6月)の決算発表が本格化してきた。第1四半期だけに、会社側が明快な通期業績の上方修正に踏み切るケースは少ないものの、利益の進捗率などを勘案した上で、各証券会社のアナリストが打ち出す業績修正に注目が集まることになりそうだ。もちろん投資家としても、営業利益などの通期計画に対する進捗率を吟味することが重要となってくる。当然のことながら、第1四半期の営業利益の通期予想に対する標準的な進捗率は25%であり、これを大きく上回った場合は、中間期や通期の業績見通しが上方修正される可能性が高まってくるわけだ。
 もう一つ注意したいのは、期初に打ち出した想定為替レートを変更してくるかということ。期初の保守的な想定を堅持している場合は、さらに上方修正の確率が高まってくる。
 注目はやはり自動車、電機、機械、精密機器など主力輸出関連企業。その背景となっているのは、外国為替市場での円相場が1ドル=100円水準の円安・ドル高での推移となっていること。主力輸出企業の年度当初の想定為替レートは、1ドル=90~95円のレンジとなっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)